半径3m以内の世界

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科学にはロマンが必要。ウルトラマンガイア1~5話感想。

今週のお題「名作」

ウルトラマンのついてほとんどの知識ががない私がウルトラマンガイアを1話から思ったことをメモしつつ視聴完走を目指しています。勧めてくれるものに外れがない信頼している方がウルトラマンガイアの視聴を後押ししてくれました。現在23話めで進んでいます。視聴メモは実況的にXに投稿している者をXやthreadsに投稿していますがはてなブログにも5話ずつまとめようと思います。

 

天上天下唯我独尊お銀(@taberouogin)さん / X (twitter.com)

 

ウルトラマンガイアとは】

天才的な頭脳を持つ科学者であり、大学生の高山我夢は、実験の最中、地底で戦う赤い光の巨人のビジョンを見る。同じ頃、空に発生したワームホールから謎の結晶体が街に墜落。
地球に破滅をもたらす「根源的破滅招来体」に対抗するための精鋭部隊・XIGが出撃するも、結晶体から現れた怪獣に苦戦する。XIGの設立に協力していた我夢が自分の無力さを嘆いた時、彼は再び赤い巨人と出会った。自ら光をつかみ、ウルトラマンガイアとなった我夢。さらに戦いの中で、謎の青い巨人・ウルトラマンアグルも現れる。
時にすれ違い、協力しながら、地球に住むものたちは破滅招来体に挑んでいく。(円谷ステーションより引用)

 

ウルトラマンガイア1話】

量子物理という単語にいきなりときめく。我は物理学徒を尊敬しているので...。人の意識を粒子加速領域にシンクロさせるとわかるのが「地球の気持ち」っていうのが良い。秘密にするための言葉のあやかもだけど研究にはロマンが必要よな。得体の知れない何かが空中に浮いてても全員がどこか非現実を見てるよう反応してるのがリアル。 人間がギリギリまで前線で戦うからこその防衛隊や設備のかっこよさがすごい。人類の科学の力で立ち向かおうとする気概がある。ウルトラマンのかっこよさってウルトラマンだけのものじゃないんだ。初めて知った。我夢がウルトラマンに求めるものはウルトラマンやっつけて!じゃなくてウルトラマンになりたい!なんだ。詳細はまだ全然わからないけと当事者として備えてきた感じがある。そして良いところで1話終わった🤗

 

ウルトラマンガイア2話】

正式?な変身からの戦闘シーンの音楽カッコよすぎない?ウルトラマンとファイターが共闘する瞬間熱い。いかに未知の生物が強大でも、ウルトラマンが戦ってくれてても自分たちのやることはやろうとする。誇り高い。なんだろう親になったから第一印象があまり良くない若者のキャラが居ても「ちょっと前までジャンバーのチャック上げられずに泣いてただよな...」って思ってしまって全然気にならない。バカにしてる訳ではなくてそりゃ皆完璧ではないよな(私も含め)と思う。これはこれで視聴の姿勢がちょっと良くない気もする笑ちょっと待って、エンディングテーマの作曲パッパラー河合さん?!?私が生涯愛してやまないポケビの楽曲を作ったあのパッパラー河合さん!?!

 

ウルトラマンガイア3話】

「まるで地球が生き物みたいな言い方ね」詩情があっていい。しかし我夢くんアルケミスターズでシグの開発者なのにどこでも子供扱いされてるわ😇天才だから作る変身アイテムのセンスも良い。なよなよっとした話し方と表面なのに、めちゃくちゃ有能で敬礼もビシッとして3話なのにバシバシ強キャラで良いね。見てくれじゃなくて圧倒的有能さで周りが黙っていくスタイル。今回の怪獣、強そうすぎる。腕変形して武器になるし。自分ごと高電圧柵になれるし。さすが予習してきただけないな。そして超タフ。あと戦闘地が砂漠だから建物なんも壊れなくていい。 そもそもウルトラマンの三分の制約ってどうしてついてるんだっけ?(無知)第2のウルトラマンカラーリングかっこよ。

 

ウルトラマンガイア4話】

観測するまでどこにあるのかわからない&波動の振る舞いをする...まさに量子力学じゃん!!!子供向けでも誤魔化しなく難しいことを難しいまま言ってて超興奮した。科学の良さを伝えるって簡単に噛み砕けばいい訳じゃないのよな。素晴らしいアウトリーチだよ。我夢くんの敬礼が相変わらず好きなんだけど彼が専門外でも所作からきっちり訓練したのが伺えて良い...。(何回も言う)「空に出たからには自分の仕事をやり遂げろ!!」シビれる。年長者が年長者としてのかっこよさ。我夢くんは開発者であり科学の面で限りなくシグ(人類)に貢献しているはずなのにいっこうに子供扱いされているように見える。それはこの時代の「戦う(働く)のは大人の領域」という意識があるからだろうなと思う。生存者が「誰かに頭を覗かれてた気がする」の伏線ミステリーっぽくて良い...物理×ミステリー...面白いよ...次も楽しみだ...

 

ウルトラマンガイア5話】

あの...あまりにエピソードとして5話は良すぎないですか...。しぶしぶ故郷に戻る我夢くんが故郷の景色を観て学生の会話を聞いて自分が守るものの存在がリアルになる描写や、親に会って意志の輪郭がはっきりする感じとか...。ギフテッドであることが幼少期に与えるものは、ちょっと苦い思い出が多くなるのかもしれないなとも思った。時代背景的にも。自らの戦闘の拙さを感じたところに人間を守ることを否定する2人目のウルトラマンとの価値観の対立...。 これが全部1話分に詰まってるの凄すぎる。無駄なシーンが全くない。 ウルトラマンの戦い方って基本孤独だから理解されることもないし研鑽するのも難しいよな...。あと怪獣が毎回物質的な倒しにくさがあるところがいい。なぜ探知されにくかったのか、なぜミサイルが効かないのかも全部科学的な理由がある。なんやよくわからん力とかではなくて。それがすごい良い。

 

わかります?5話までの感想でもうすっかりガイアの虜ですわ。なんで今までガイアを知らなかったの?!しっかりして私?!そして科学学徒のみんな?!ウルトラマンガイアを観よう?!

 

6話~10話の感想に続きます。