祖父を撮った話
祖父母に会ってきた。祖母は脚の手術をして入院中のため、祖父は今老人ホームにショートステイしている。祖父は祖母といるときだけとても頑固で老人ホームになんか行かない!と頑なな姿勢を見せていて親族一同心配していた。結論から言えば祖父はホームをそれなりに気に入っており、何十年ぶりであろう一人暮らしもつつがなく過ごしているようだった。祖母がいない時の祖父は優しく、柔軟だ。別人かと思うくらい。最近結婚して夫婦の在り方を考える。祖母は祖父が唯一わがままを言える相手なのだと思う。私は優しい祖父がずっと好きだったし、頑固だと怖いと思うこともあったけれど、酸いも甘いもひっくるめて一蓮托生なんだと思う。
祖父に会う時にはカメラを持って行った。最近、結婚式で使用する自分の幼いころの写真を眺めていて、それがとても良い写真でとっても嬉しかったのだ。
なので今からでも祖父や家族の写真を撮っておきたかった。プロに撮ってもらう集合写真ではなくて、スナップ写真として残しておきたかった。結婚式で使いたいというのもあったけれど、こういうのは撮ろうと常々思っていないとどんどん機会を損失するし、時間は有限なのだ。祖父は今月検査の結果、胆嚢癌であることがわかっている。高齢のため抗がん剤治療はせず、自然に生きることを決めた。人は生きて、死ぬ。高齢の祖父が特別なのではない。私も夫もだ。いつになるかは誰にもわからない。
家族と、わたしと、そして祖父単体で撮った。その祖父単体の写真が凄く自然な笑顔でよく撮れていた。きっと被写体がいい。よく撮られようとしないから力みすぎてないからかなと思う。母に送ったら、祖父の兄弟などにも送ってくれたらしくとても評判がよいよ!ありがとう!と言ってもらえた。普段は夫ばかり撮っていて照れてよいリアクションは得られないのだけれど(それでも全然いいんだけどね)心からカメラを買ってよかったと思うことがこんなに早く来ると思わなかった。
風景写真も植物も料理も好きだけど、思い出を撮るのがうまくなりたいなと思った。
今週の作り置きと肉団子酢豚の話
今週の作り置き。
肉団子、ささげのカットしたの、なます、塩揉みきゅうり、ゆでササミ、ササミの胡麻照り焼き、ちぎりレタス、ラタトゥイユ、がんもの煮物、ほうれん草の胡麻和え、ほうれん草のゴマサラダ。
さっそく肉団子で酢豚を。豚の挽肉を使ってるから酢豚でいいですね。酢豚の餡は黒酢が入ってるのが好きだけど家で食べるならこういうケチャップが入ったのがホットするね。小さいお子さんも食べれるし。配合は難しくないのでレトルトの素がいらない。いつでも甘酢あんかけが食べられるという豊かさ。その他には生春巻きとキムチ納豆、がんもの煮物。がんもの煮物好きなので次の日も私1人で食べましたよ。タンパク質ンガクク
私はみじん切りが苦手なんだけど(最後まで細かく切る集中力が続かない)フードプロセッサーが手に入れてハンバーグとかつくねとか凄く気が楽になった。なにも1つの道具だけで、と気負わなくてもいいという事なんだよね。 https://t.co/IPAE7BWuHI
— お銀 (@taberouogin) 2018年7月9日
玉ねぎのみじん切り、最後の方「もうええわ1cmくらいの角切りだけど」みたいな気になりません?!集中力が全然続かない…
— お銀 (@taberouogin) 2018年7月9日
苦手は苦手のままでもなんとかなる時代に生きてるんだと思う。そりゃ上手いに越したことはないけど、なくてもいいけどあったら嬉しい道具を増やすことは苦手との戦いからおりて、好きな事にエネルギーを注げるという面があると思う。